フォトウェディングの着物・和装の選び方

フォトウェディング白無垢色打掛の選び方についてご紹介いたします!

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フォトウェディングの着物・和装の選び方

もくじ

  1. 和装フォトウェディングの魅力やメリット
  2. 和装フォトウェディングで選べる衣装いろいろ
  3. 和装フォトウェディングの衣装選びのポイントは?
  4. 自分にピッタリな和装を選ぶヒント
  5. 和装を試着するときの注意点や着こなし

和装フォトウェディングの魅力やメリット

和装フォトウェディングの魅力やメリット

和装はドレスに比べて支度の時間や着付け料金がかかるということもあり、どちらか一方ならドレスを選ぶという人が多いようです。しかし札幌でフォトウェディングをした人の中には「ウェディングドレスも素敵だけど、やっぱり和装にも憧れる」という声が多く、和装ウェディングの人気は急増しています。特に若いカップルが和装に注目する理由は「着物を着る機会が滅多にないから」ということだけではありません。しっとりと落ち着いたイメージの強い和装ウェディングですが、アレンジ次第で様々なスタイルを演出できるのです。

たとえば白無垢ひとつとっても、素材や柄によってガラッと雰囲気が変わります。正絹なら柔らかな印象、化繊は真っ白でキリっとした感じになります。そして菊や鶴などの伝統的な柄からパステル色の花柄の刺繍をあしらったキュートなものまで、デザインの種類は豊富です。また打掛は、クラシカルなものだけでなく現代風にアレンジされたものが多く用意されていて、ドレスに負けない豪華さが魅力です。

日本髪のヘアに角隠しや綿帽子で純和風にするのも素敵ですし、洋風のヘアアレンジと組み合わせれば、ドレス以上に個性を引き出すことも可能です。じっくり時間をかけて撮影できるフォトウェディングだからこそ、こだわりの和装に挑戦してみるというのはいかがでしょうか?

和装フォトウェディングで選べる衣装いろいろ

実は、和装ウェディングで花嫁が着られる着物というのは王道の「白無垢」や「色打掛」の他にもいろいろあります。それぞれの着物のタイプや名称、込められた意味や特徴など、あまり詳しく知らないという人は多いのではないでしょうか。ここでは、和装フォトウェディング撮影で着ることができる着物の種類と特徴についてご紹介いたします。

和装フォトウェディングで選べる衣装①白無垢

白無垢
白無垢出典:https://top-wedding.jp/blog/3459

白一色のように見えて、素材や織り方、刺繍、柄などの違いによって、膨大なバリエーションがあるのが魅力の白無垢は、「相手の家の色に染まるよう、真っ白のまま嫁ぐ」という、奥ゆかしい意味合いが込められており、現代では昔ほどの厳粛さは少しずつ薄れてはいるものの、思いを新たに厳かな気持ちで結婚を迎えられる、格式高い衣装になっています。

諸説ありますが、白は古来から「生まれる」ことを意味する色だったことから、新しく生まれ変わり嫁ぎ先で生きていく「婚礼」、生命の誕生の瞬間である「出産」、更には「切腹」の際にも身に纏うものとされていました。

和装フォトウェディングで選べる衣装②色打掛

色打掛
色打掛出典:https://enishi.ne.jp/user_data/bridal_rental

楚々とした白無垢のイメージとは一転して、ゴージャスな美しさが魅力の色打掛は、白無垢の「お色直し」として、赤い打掛が定番であった時代を経て、現代ではピンクやオレンジ、水色、うぐいす色、ゴールドなど、様々な色や柄が選ばれるようになりました。

打ち掛けて羽織る「打掛」と、その下に着る「掛下」の組み合わせで、シックにも、キュートにも、ゴージャスにも、なりたい自分を思いのままに演出できるというバリエーションの豊かさが魅力です。

和装フォトウェディングで選べる衣装③引き振袖

引き振袖
引き振袖出典:https://kimono.tagaya.co.jp/

引き振袖は、その名の通り、腰の部分で折って丈を調整する「おはしょり」を作らずに、裾を引きずる丈で着用する振袖を指しています。同じく優美で豪華な印象の衣装「色打掛」と比べてみると、引き振袖は帯の結び目が見えるところが魅力と言えます。帯はその色や柄だけでなく、結び方や小物でも個性を演出できるので、自分だけのコーディネートを楽しめること間違いなし。和装の中では比較的軽くて動きやすいという点も嬉しいですね。

和装フォトウェディングで選べる衣装④新和装

新和装
新和装出典:https://www.sposa-blanca.com/

白無垢や色掛けをドレス感覚で和風モダンに着こなす新しい和装を新和装と言います。オーガンジーやチュールの素材を使って作られた「オーガンジー打掛」など、洋のテイストが盛り込まれた新和装は、ヘアスタイルやメイクを選ばず、ファッショナブルに着こなすことができるため、オリジナリティを出したい人や、斬新さを求める人にもぴったりの衣装になっています。

和装フォトウェディングで選べる衣装⑤十二単

十二単
十二単出典:https://www.miyabi-yuki.jp/category/staff-blog/

フォトスタジオや結婚式場によっては着ることができる十二単は、襟元や袖に覗くいくつもの色がとても華やかで、腰から下にまとった「裳」と呼ばれる衣類は、まるでウェディングベールのようにバックスタイルをゴージャスに演出してくれ、幻想的な印象を与えてくれます。

ただし、白無垢や色打掛の総重量が5kg前後のところ、十二単は全部で20kg程度にもなりますから、重さはダントツです。

和装フォトウェディングの衣装選びのポイントは?

普段よく着ている洋服とは違い、和装となると色選びに悩む人は多いかも知れません。人気の色打掛などは、色の合わせ方によってどんなイメージにもなりますし、ほんの少しの色味の違いや柄の違いによっても印象が変わってしまうので、選択肢は膨大で、迷ってしまうことも少なくないでしょう。ここでは、そんな難しい和装選びについて、少しでもヒントになる大切なポイントをまとめてご紹介しています。

和装フォトウェディングの衣装選びのポイント①柄をチェックする

柄・織り方をチェックする

白無垢や色打掛の場合、打ち掛けたときに特に柄が目立つポイントをチェックしておきましょう。重点的にチェックしておきたいのは「背中」「袖元」「ふき」の3ポイントです。

背中
打掛は帯を締めた着物の上から羽織ります。背中に帯があることで丸く膨らみ、この部分が強調されるため、比較的大きな柄が入っているものが多くなっています。フォトウェディングの構図にもよりますが、後ろ姿を撮られることもありますので、特に色打掛を選ぶときはぜひ背中のデザインに注目してみてください。
袖元
和装フォトウェディングでもっとも多く撮られる構図のひとつに「立ち姿」があります。新郎とふたりで八の字になるように向かい合い、袖を正面に構えるポーズを取るため、袖元に注目が集まります。袖部分の見え方もしっかりと確かめておきましょう。
ふき
ふきは着物を着た時に正面から見て裏地の部分が見える衿元や袖の部分です。全体のバランスからすると面積が小さく見落とされがちですが、特に衿元は顔から一番近いところにあるため、表情の印象にも全体の雰囲気にも大きく影響します。着物の下に着る長襦袢に縫い付ける「半衿(はんえり)」と呼ばれるアイテムは、衿元にさまざまな色や柄を取り入れることがでるのでおすすめです。

和装フォトウェディングの衣装選びのポイント②サイズ感をチェックする

サイズ感をチェックする

和装フォトウェディングの衣装選びでは、色や柄だけでなくサイズ感も重要になってきます。サイズ感を確認するポイントとしては、肩の部分から裾までの長さを表す「身丈」、首の後ろの中心から手首までの長さを表す「裄丈」、そして袖の長さ「袖丈」を確認するようにしましょう。

身丈は引きずる裾の長さにも影響しますし、裄丈や袖丈は短過ぎても長過ぎても綺麗に着こなすことができないため、スタイリストと相談しながら自分の体型に合ったものを選ぶようにしましょう。

和装フォトウェディングの衣装選びのポイント③織り方をチェックする

織り方をチェックする

和装フォトウェディングの衣装を選ぶ際には、着物の生地を確認することも大切です。生地には主に「織物」「染物」「刺繍物」の3種類があり、これらは着たときの印象にはもちろん、着心地にも影響を与えます。

織物
京都の「西陣織」に代表される織物は、ゴールドやシルバーなど色鮮やかな糸で織り上げながら柄を描いていくため、着ると少し重みを感じるしっかりとした重厚感のある硬い生地で、着る人を華やかでゴージャスな雰囲気に見せてくれるのが特徴的です。
染物
染物は白い糸を縫って布にしてから染めることから「後染め」とも呼ばれ、手触りがなめらかでしっとり柔らかいのが特徴です。布に文様を描く「友禅」がよく知られていますが、織物や刺繍物と比べて軽く、着る人をふんわりと優しい雰囲気に見せてくれるのが特徴です。
刺繍物
一見すると織物との違いが分かりにくい刺繍物ですが、横糸で柄を表し縦糸でこれを抑えるというような、規則正しい抑えがある織物に対して、糸の方向が横にも縦にも斜めにもなっており、柄が立体的に浮き出たような感じに見えるのが刺繍物です。高級品の代表格で、着る人の存在感を際立たせてくれます。

こうした違いは見ているだけではなかなか分からないもの。ぜひ試着して、生地の持つ質感や自分の肌との相性を確認しましょう。

和装フォトウェディングの衣装選びのポイント④顔映りをチェックする

顔映りをチェックする

和装フォトウェディングの衣装は、実は「自分が好きな色」よりも「自分に似合うかどうか」で選ぶことが大切です。和装は洋服とはまったく違った印象になるため、「普段は赤い洋服なんて着ない」という方でも、赤の色打掛が似合うということが起こり得ます。

たとえ「赤はあまり気が進まないな」と思っても、「朱色に近いこっちは好みじゃないけど、ボルドーに近いこっちの赤は好み」ということもありますし、柄の入り方や微妙な彩度の違いによって印象が異なる場合もあるため、とりあえず羽織って鏡の前に立ってみることをおすすめします。すると、「眺めている」のと「実際に試着してみる」のとでは、だいぶイメージが変わることに驚くかも知れません。

迷ったときは、着物を顔の近くに寄せてみたとき、顔色が明るく華やかに見える「顔映りの良いもの」を選ぶといいでしょう。自分では判断が難しいところでもあるので、できればパートナーや家族、スタイリストさんなど第三者にも見てもらい、意見を聞いてみるといいですね。

自分にピッタリな和装を選ぶヒント

和装フォトウェディングの衣装にはさまざまな種類、色、柄があることをお伝えしましたが、せっかくのウェディングフォト、できるだけスタイルの良い自分を残したいですよね。着物にも、身長や体型によって似合う似合わないがあります。ここでは、身長・体型別にピッタリな和装を選ぶヒントについてご紹介いたします。

背が高めな人に似合う和装

背が高めな人
背が高めな人出典:https://choole.jp/

背が高い人は、柄が見える面積が大きいので、地の色が見え過ぎると華やかな着物でも寂しく見えてしまうことがあります。なるべく柄で埋め尽くされているようなデザインのものを選ぶように心がけましょう。ただし、柄が小さめだと単調になり、かえって長身が目立ってしまい、のっぺりとした印象になってしまうことも。手のひら大くらいの柄の着物が着こなせるのは長身さんの特権でもあるので、大きめの大胆な柄のものを選んでみてもいいでしょう。地の色がグラデーションになっているようなものも、背が高い人こそが美しく着こなせるデザインと言えるかも知れません。

背が低めな人に似合う和装

背が低めな人
背が低めな人出典:https://www.sposa-blanca.com/collection/irouchikake/001715.php

背が低い人は、あまり大きな柄の着物を選んでしまうと、柄が目立ち過ぎてしまい、着物に着られている感が出てしまうことも。大きめの柄を着たいときには、柄と柄の間に隙間が多く、地の色が見えるものを選ぶと、すっきりとした印象を与え、身長の小ささをあまり感じさせません。

小柄ならではの可愛らしさを活かすなら、パステルピンクやアイボリーなどの淡い色で、細かい花柄のデザインなどを選ぶと、初々しく可憐な花嫁スタイルを演出できるでしょう。

ぽっちゃり体型の人に似合う和装

ぽっちゃり体型
ぽっちゃり体型出典:https://how-to-inc.com/colorful-wedding-kimono-19690

ぽっちゃり体型の人は、黒やネイビーなど締まって見える色で着やせ効果を狙うのもいいでしょう。とは言え、実は重要なのは色よりも柄です。膨張色と言われる白やベージュなどが使われているものでも、濃い色の柄が縦に流れるように入っているようなデザインであれば、縦のラインを強調することができ、着痩せ効果を狙うことができます。イエロー×ネイビー、パステルピンク×ブラックなど、コントラストが強い色の組み合わせで、バランスよく縦に柄の入ったデザインのものを試してみましょう。

痩せ型の人に似合う和装

痩せ型の人
痩せ型の人出典:https://choole.jp/

一般的な背丈で痩せ型の人なら、あまり動きのない柄や横広がりの柄、色が少ない柄にチャレンジしてみるのもおすすめです。また、明るく濃い色の着物はスレンダーな人の方がきりっと着こなせるので、セクシーで大人っぽいイメージの色や柄の着物に挑戦してみるのもいいかも知れません。

一般的に、痩せ型の人はタオルなどで補正をしますので、貧相に見えてしまうようなことはありません。いろいろな色や柄の着物を、幅広く試してみて欲しいと思います。

和装を試着するときのポイントや着こなし

和装を試着するときのポイントや着こなし

和装を試着するときにいちばん大切なのは、ズバリ「姿勢」です。背筋を伸ばし、あごを引いた凛とした姿勢が、着物の良さや本来の魅力を一層美しく引き立てるコツと言えます。そう言われると、めいっぱい胸を張ってしまう人が多いのですが、胸を張ると肩もいかってしまうので、かえって綺麗に見えません。

実際に着付けてみると、胸のすぐ下の辺りから帯を締めますので、洋服のように腰を曲げて猫背で過ごすことはできません。試しに羽織ってみるときにも、帯が締まっているような気持ちで、くっと腰を立てることを意識してみてください。すると背筋がしゃんと伸び、着物本来の持つ柄や色の美しさをきちんと見て確かめることができるでしょう。

また、着物に合わせるメイクは、健康的でカジュアルな印象を与えがちな「ツヤ肌」よりも、キメの整った陶器のような「マット肌」の方が、着物をよりエレガントに見せてくれると言われています。着物を試着する日は、普段のメイクでは欠かせないハイライトやシェーディングは控えめに、人によってはワントーン明るめのベースメイクを意識して、着物をより立派に見せてくれる「マット肌」を目指しましょう。

さらに、リップもたとえばリップグロスのみでナチュラルに仕上げてしまうと、せっかくの華やかな衣装がぼやけた印象になってしまい兼ねません。リップコンシーラーなどの下地を塗って口紅の発色を良くしたり、リップライナーで輪郭をしっかり描くなど、しっかりと色をつける工夫をしてみましょう。

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