結婚式の前撮りでおすすめのカラコンは?
もくじ
フォトウェディングでカラコンを着けてもいい?
「カラコン」とは、瞳の色そのものを変えるためにレンズに色が付いたコンタクトのことを指し、色の付いた層を重ねて作られるため、普通のソフトコンタクトレンズよりもやや厚めになっています。ブルー、パープル、グレーなど、カラーバリエーションが豊富で、つけるだけで瞳の印象をがらりと変えることができるため、ハーフメイクやファッションにアクセントをプラスしたいときなどにとても重宝するアイテムです。
最近では、カラコンの中でも、瞳よりやや大きくはみ出すように、サークル状に縁取りがされている「サークルレンズ」というものが主流になっています。つけることで瞳を一回り大きく際立たせ、目がパッチリと強調されて黒目がちになるため、アイメイク感覚でデイリー使いしている人も多く見掛けますね。カラーも瞳の色が大きく変わってしまう発色の良いブルーやグレーではなく、ナチュラルに黒目を強調できるブラックやブラウンなどの自然な色がトレンドです。
さて、瞳の印象をがらりと変えて特別感を演出できるカラコンですから、フォトウェディングや結婚式の前撮りなど、特別な日にはぜひつけたいと思う人も多いのではないでしょうか。もちろん、普段つけられないようなカラコンで、まったく印象の違うウェディングフォトを残せるというのはとても魅力的です。しかしながら、たとえばあまりに縁取りが強いサークルレンズや、派手で個性的なカラーのカラコンをつけることで、予想以上にちぐはぐな印象になってしまうというリスクもないわけではありません。
ウェディングフォトは自分だけでなくパートナーや両親、親戚、将来の自分の子どもにとっても大切な1枚になります。20年後、30年後も残る写真であるということを踏まえて、カラコンをつけずに自然な姿で写っておく、というのも選択肢のひとつに入れ、後悔しないようにじっくりと考えて、カラコンをつけるかどうか、慎重に決断しましょう。
知っておきたい!フォトウェディングでのカラコン失敗談
普段からアイメイク感覚でカラコンを常用している人にとっては、カラコンをつけたままスナップ写真やセルフィー、プリクラなどを撮ることも多々ありますし、見慣れているため後から写真を見返しても違和感を感じることは少ないでしょう。また、フォトウェディングに向けて初めてカラコンに挑戦するという人も、普段の自分の瞳がカラコンをつけるだけで一回り大きくなったように見えるので、「盛れている!」と感じるかも知れませんね。
これだけを聞くと、「フォトウェディングにはぜひカラコンをつけたい!」と直ぐに決めてしまう人もいるかも知れませんが、ちょっと待ってください。実は、カラコンは撮影当日の衣装やヘアメイクによって、印象が大きく変わってしまうもの。普段のファッションやメイクにはしっくりきても、いざウェディングドレスやブライダルメイクに合わせてみると違和感を感じてしまうということもないわけではありません。
また、かなりナチュラルなタイプのものでも撮影条件によっては本来の色合いよりもさらに明るく見えてしまうことがあるため、後になって見てみると「おかしい」と感じてしまうこともあります。特に、ストロボの強い光を近距離で当てるスタジオ撮影では、アップのカットはカラコンがくっきり写って浮いているように感じてしまうことも。
もしカラコンを付けて撮影を始めてみたけれど、どうもウェディングドレスに合っていない、色が思っていたようにならない、といった違和感があれば、途中で外してみるのもひとつの手段です。自分では判断が難しければ、パートナーやカメラマンさんにも印象を聞いてみましょう。ワンポイントにこだわるのも良いことですが、全体のまとまりを見てもらった方が写真の仕上がりは納得のいくものになりやすいですよ。
フォトウェディングで失敗しないカラコンの特徴とは
フォトウェディングでカラコンの失敗をできるだけなくすためには、なるべく瞳の色に自然に溶け込むような透明感のあるものを選ぶことが大切です。衣装やヘアメイクが華やかだからと言って、負けないようにカラコンも派手にしようとすると、刺激の強い色同士がぶつかり合ってしまい、ちぐはぐな印象になってしまいます。
具体的には、日本人の瞳の色に比較的近いブラック系やブラウン系で、透け感のあるナチュラルなカラーのものがおすすめです。デザインもあまりに縁取りが強いものやサークルの直径が大きいものは避け、瞳本来の色合いを大切にしながら黒目を自然にくっきり強調できるようなタイプのものを選ぶようにしましょう。
多くのサークルレンズは、外側はふんわりと瞳の色に馴染む温もりのあるブラウン、内側に向かうにつれて明るい色へグラデーションになっていますが、この内側の色のほんの少しの違いによって顔全体の印象は大きく変わります。同じブラック系やブラウン系でも、たとえば「カプチーノ」「ショコラ」「オリーブ」「アプリコット」というように、カラーバリエーションは膨大です。
瞳の色は同じ日本人でもひとりひとり違いますし、目の大きさや形によっても合う合わないは変わってくるでしょう。事前にいくつかの商品を試し、当日までに「コレ!」という商品をいくつか選んでおくと安心です。
フォトウェディングにおすすめ!ナチュラルに盛れるカラコン3選
おすすめカラコンNo.1プティア パームブラン
- レンズ直径(DIA)
- 14.2mm
- ベースカーブ(BC)
- 8.7mm
- 度数(PWR)
- ±0.00~-8.00
- 含水率
- 38.5%
- 使用期間
- 1Day
- カラー
- 全5色
- 価格/枚数
- 1,760円/10枚
裸眼が黒目がちな方や茶目がちな方にも合わせやすいカラコンです。裸眼のようにまるで着けていないかのように違和感なくワンピースやドレスに合わせることで上品な瞳になれるのです。
商品ページはこちらおすすめカラコンNo.2エバーカラー イノセントグラム
- レンズ直径(DIA)
- 14.5mm
- ベースカーブ(BC)
- 8.7mm
- 度数(PWR)
- ±0.00~-10.00
- 含水率
- 42.5%
- 使用期間
- 1Day
- カラー
- 全7色
- 価格/枚数
- 2,493円/20枚
透明感があり光を取り込んだように輝いて見え、特別なお祝いにぴったりなブラウン系カラコンです。20代~30代の女性に人気が高いブランドです。
商品ページはこちらおすすめカラコンNo.3ジーヴル オリエンタルミスト
- レンズ直径(DIA)
- 14.1mm
- ベースカーブ(BC)
- 8.7mm
- 度数(PWR)
- ±0.00~-10.00
- 含水率
- 38.5%
- 使用期間
- 1Day
- カラー
- 全4色
- 価格/枚数
- 1,628円/10枚
主役の花嫁より、目立ちすぎずにでも他の人よりも輝いて見えるような大人の女性にぴったりのカラコンです。キラキラと目が潤って見える上品なジーヴルは、フォーマルな場所に最適なカラコンです。
商品ページはこちらフォトウェディングでカラコンをつけるタイミング
フォトウェディングの撮影当日は、スタジオでヘアメイクをしてもらう人がほとんどだと思います。そこで気を付けたいのが、カラコンをつけるタイミング。「アイメイクの直前に入れる」という人は意外と多いかと思いますが、実はベースメイクのコンシーラーや、クリームタイプの下地、ファンデーションのパウダーなどは、瞬きをしたときにわずかに目に入ってしまうことがあり、その上からカラコンをつけることで目とレンズの間に異物が入ってしまい、目の痛みや違和感の原因になったり、角膜を傷付けてしまったり、レンズに汚れが付着したり、くもってしまうこともあります。ヘアセットに使われるワックスやスプレーなどにも同じことが言えますので、カラコンを着ける場合は家を出る前か、スタジオに着いたらヘアメイクが始まる前に化粧室などを借りて、予め入れておくようにしましょう。
フォトウェディングでは眼鏡を外した方が良い?
以前フォトウェディングをすることになった友人から聞かれたことに、「眼鏡ってしていたらだめかな?」というものがありました。確かにフォトウェディングの写真を見ると、新郎が眼鏡をかけていることはたまにありますが、新婦が眼鏡をしているものは見ませんよね。やはり、撮影の場では眼鏡は光を反射してしまいますから、目元をしっかり映すのが難しくなるようです。スタジオ撮影ならある程度光を調整できるものの、ロケーション撮影だと自然光になるので調整は難しいでしょう。新郎も眼鏡をしていると光を反射してしまうのは同じですが、新婦は特にせっかくのメイクや表情が見えなくなるのはもったいないですよね。
そのため、フォトウェディングではできるだけ眼鏡を外し、コンタクトレンズを活用するなどの工夫をした方が望ましいといえます。1dayタイプの使い捨てコンタクトレンズで構いませんし、どうしてもコンタクトレンズが苦手なら、スタッフさんに事情を説明して裸眼で臨むのもアリです。